葉酸は妊娠後では遅い

妊娠前から葉酸を摂取しておく理由

妊婦さんに葉酸が重要と言われるのは、赤ちゃんや妊婦さんの健康にも関係していますが、一番大きな理由は胎児の神経管欠損症を予防するためです。
神経管欠損症が起きると、胎児の命を脅かす無脳症や二分脊髄症などが引き起こされます。
葉酸には、神経管欠損症にかかるリスクを軽減させるという効果があるので、葉酸の摂取が重要と言われるのですね。

 

でも、妊娠が発覚するのは、妊娠2ヶ月から3ヶ月というのが一般的です。
胎児の神経管欠損症は、受胎してから1ヶ月以内が一番発症しやすいと言われています。
つまり、妊娠していることが分かってから葉酸を摂取しても、神経感欠損症のリスクを軽減することは出来ないのです。
だからと言って、葉酸を摂ることは無駄ではありません。
葉酸は、胎児の細胞分裂を促進したり、赤血球の生産を助ける造血ビタミンとしての役割を持っています。
ですから、妊娠が発覚したのが何ヶ月目であっても、とにかく葉酸を摂取する必要があるのです。

 

ただ、もし妊娠を希望して子作りをしているのであれば、葉酸はすぐに摂り始めましょう。
そうすれば、いつ妊娠しても、神経感欠損症のリスクを軽減させることが出来ます。
葉酸は、摂取したからといって、すぐに母体を通じて赤ちゃんに届けられるわけではありません。
ですから、妊娠を希望しているなら、妊娠する前から葉酸を十分に摂取しておく必要があるのです。
吸収のよい葉酸サプリメントなどを利用して、いつでも妊娠出来る状態に整えておくことが、健康な赤ちゃんを産む秘訣と言えるのですね。

妊娠初期に葉酸が必要な理由

意識して子作りをしていない場合、妊娠に気がつくのは大体3ヶ月目ぐらいというのが一般的ですね。
この時期と言うのは、まだ受精卵が着床して間もない状態で、とても不安定です。
ですから、ちょっと無理をしたり、不規則な生活をするだけでも流産をしてしまうことがあります。
体力的な無理をしなくても流産しやすい時期なので、妊婦さんは注意しなくてはいけません。

 

流産は、妊娠女性の15%に起こると言われています。
12週未満なら早期流産、12週から22週未満は後期流産と言って、何らかの原因によって妊娠が続けられなくなることで起こります。
この「何らかの原因」という中に、神経管閉鎖障害というものがあります。
神経管閉鎖障害と言うのは、脳や脊髄の癒合不全のことで、先天性異常とされています。
この障害が起こると、生まれてきても、普通の人と同じように生きていくことは出来ません。
でも、その前に、発育自体が出来なくなってしまい、流産してしまうこともあるのです。
この神経管閉鎖障害を引き起こす可能性を持っているのが、葉酸不足なのです。

 

現代人の食生活では、葉酸を十分に摂取することが出来ません。
妊娠してもその状態のままでは、赤ちゃんは当然葉酸不足になってしまいます。
すると、神経管閉鎖障害などが引き起こされて、流産をしてしまうこともあるのです。
もちろん、妊娠初期には他の栄養分も必要ですが、まずは流産をしないことが、健康な赤ちゃんを産むために一番重要なことです。
ですから、妊娠初期には特に葉酸を意識して、必要摂取量をしっかり摂取することが大切なのです。

 

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