葉酸は妊娠後では遅い

葉酸の効果A貧血の予防

貧血と言うと、ただ単に血液が不足している、と言うイメージしかないかもしれません。
でも、貧血にはたくさんの種類があり、それぞれに原因が違います。
もっとも頻度が高いのは、鉄欠乏性貧血というもので、これは出血や月経、慢性出血などが原因の貧血です。
出血することで鉄分が減り、鉄が欠乏してしまうというもので、こういった貧血には鉄分の補給が必要になります。
この貧血は一般的によく知られているため、貧血=鉄不足と考える方が多いのですね。

 

だけど、貧血は鉄不足だけで起こるものではありません。
実は、赤血球が十分に作られない、赤血球が不足するという状態でも引き起こされるのです。
赤血球が原因で起こるのは、悪性貧血、溶血性貧血、再生不良性貧血などになります。
赤血球は血液の主成分であり、体の組織細胞に酸素を運んだり、二酸化炭素を運び出す働きをしています。
ですから、赤血球が不足してしまうと、体内に酸素が上手く行き渡らなくなってしまいます。
そのため、貧血が引き起こされてしまうのですね。

 

こういった、赤血球による貧血の予防に効果があるのが葉酸です。
赤血球を作るのは、赤血球のタンパク質や核酸の合成を行う酵素です。
この酵素の働きを、補酵素としてサポートするのが葉酸なのです。
葉酸が不足すると、赤血球の生成が低下してしまうので、赤血球不足による貧血が起こるのです。
特に、妊婦さんは葉酸があらゆる部分で使われてしまうため、赤血球不足になることが多くなります。
貧血が頻繁に起こると、その分体内の酸素が足りなくなり、器官が正常に働かなくなってしまいます。
ですから、貧血にならないように、しっかり葉酸を補給するようにしましょう。