葉酸は妊娠後では遅い

葉酸の必要摂取量

葉酸は、DNAを構成する核酸を合成したり、赤血球の生成をするという重要な働きを持っています。
葉酸が不足すると、DNA障害が起きたり、貧血になるなどの症状が起こります。
また、胎児の発育を促進し、先天性奇形を予防する効果もあるので、女性には必須の栄養素と言えます。

 

葉酸の必要摂取量は、一般の成人男女の場合だと200μgと言われています。
葉酸は、緑黄色野菜や豆類に豊富に含まれていますし、他の食材にも含まれています。
ですから、バランスのよい食事をしていれば不足することはありません。

 

ただし、妊娠している女性は、倍の400μgが必要摂取量とされています。
また、葉酸には母乳をつくるという働きもあるので、授乳中でも300μg以上の摂取が必要です。
これは、あくまでも推奨されている必要摂取量であり、実際にはもっと摂取した方が良いと言われています。
妊娠中は1日に600μg、授乳中は500μgというのが、本当の必要摂取量となります。
ですから、食事に加えて、葉酸サプリメントで補給することが推奨されているのですね。

 

だけど、葉酸の摂取に関わる情報の中には、摂取過剰になるので注意しなくてはいけない、というものがあったりします。
確かに、妊婦さんなどは、栄養素と言われるものでも、過剰摂取による副作用に気を付けなくてはいけないものもあります。
でも、葉酸は水溶性のビタミンなので、必要以上に摂取をしても腎臓から尿として体外に排出されていきます。
ですから、過剰摂取に気をつけるより、必要摂取量をしっかり摂ることの方が重要なのです。