葉酸は妊娠後では遅い

葉酸摂取は夫婦ともにだんなさんも一緒がおすすめ

葉酸は、細胞を新しく作り出すために必須の栄養素です。
また、ビタミンB12とともに、赤血球を生産する栄養素としてもよく知られていますね。
そして、胎児の先天性奇形を予防する効果があるので、妊婦さんは絶対に摂取しなくてはいけない栄養素としても認知されています。
つまり、妊娠しているしていないに関わらず、人間にはとても重要な栄養素なのです。

 

ただ、妊娠したい方、不妊治療などをしている方にとっては、さらに重要な栄養素と言えます。
葉酸は、赤ちゃんの体の形成や成長に大きく関わっています。
でも、それ以前に、核酸に働きかける効能があるのです。

 

核酸を構成する成分には、プリン核やチミンというものがあります。
これらの成分を、酵素が合成して核酸を作り出すのですが、その酵素の働きをサポートするのが葉酸なのです。
葉酸が不足してしまうと、核酸が正常に作られなくなるので、細胞の分裂やDNAの形成に障害が出てしまいます。
そうなると、当然妊娠しにくい状態になってしまいます。
つまり、妊娠を希望している方は、特に葉酸を意識して摂取する必要があるのです。

 

もちろん、妊娠をするためには、葉酸だけではなく男性の協力が欠かせません。
そして、精子を作り出す男性にとっても、葉酸は細胞の生産や分裂などとても重要な働きをし、妊娠する力を左右します。
また、男性の場合、葉酸が不足すると精子の染色体の数が異常になりやすい、というデータも発表されています。
葉酸をしっかり摂取していると、精子異常の発生率が30%近く低くなるのです。
ですから、葉酸摂取は、夫婦ともにだんなさんも一緒に行うのがおすすめなのです。